大切な友の旅たちに際して

大切な友が病が判明してから数日でこの世から旅立ちました。
佐貴子さんと話したいと言ってくれていると連絡が入り、最後の対話ができました。
「私も佐貴子さんを愛してるよ。またね、佐貴子さん」
その12時間後に亡くなられました。
まだ51歳。
早すぎる。
時々、空を見上げて思うのです。
もう、生身の彼女には会えない。
あっという間に人生は変わる。
だから今日を悔いなく生きよう。
そう思ってもすぐ気がそれる私。
それが人間ですね。
彼女に対して悔いが残らないのは、
都度お互いの心の内をさらけ出しながら、語り合ったから。
言い残した言葉は無いから。
人は
聞きたかった言葉が聞けなかった時に
言いたかった言葉が言えなかった時に
悔いが残る。
それはしないと心に決める孟夏の午後。
みんなもお身体をくれぐれも慈しんでね。
彼女との出会いはフォトリーディング・プレミアム講座の受講生として。
一級建築士だった彼女に家の建て替えの相談に乗ってもらうことしたので
自宅にお越しいただき、意気投合し、
互いの家を行き来する仲になりました。
才能に溢れる人でした。
感情豊かな人でした。
しかし苦労も多かった人でした。
ゆえに相談にも乗れました。
ゆえに絆を作っていけました。
最初の出会いは受講生とインストラクター。
その中から人生を共に歩める仲間が生まれることは
本当にありがたいことです。

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